リサイクルの現状と今後:日本リターナブルびん普及協会

「世界」ではなく「生活」の問題

 世界の約1/4が先進国と言われる裕福な国です。他の3/4の国々は発展途上国ということになります。実は、世界の1/3の先進国が、地球の3/4の資源を使って日常生活を送っているのが現状です。朝、起きてシャワーを浴びるところからはじまり、車や電車での通勤、様々な労働活動、食事、娯楽、そして一日を終えて眠るところまでで、私たちは地球4つ分の生活をしているのです。今のままの生活を続けると、地球があと3つ必要です。どうしたらいいのでしょうか?

 近頃、テレビや映画、雑誌、新聞などで世間を賑わせている「エコ」「スロー」の話題は、単にメディアがつくり出した新しいトレンドではなく、日常生活に迫りくる潜在的な危機感の延長線上にあります。つまり、「世界」という大きな話である前に、私たちの生活の問題なのです。

 だとしたら、日常生活から意識をしていくほか、解決の手段はありません。国や企業がアクションを起こすのを待っているだけでは、“覆水盆にかえらず”ということになってしまいます。かといって、誰かに強制されたり、社会の風潮にただただ従ってエコライフをするのは、ストレスがたまります。地球の環境のことを考えて、自分のストレスになってしまっては本末転倒と言うか、大きな矛盾が生まれてしまいます。「エコライフ」というのは、私たちが生活する“前提”にすぎません。それは当たり前のことであり、子どもたちにも伝え、ずっと続けていくこと。だから、楽しくなければ意味がない。楽しくないことを誰も率先してやりたいとは思わないのですから。

 冒頭の解決策は、実は簡単なこと。今の生活において、資源を1/4にしてしまえばいいのです。その具体例をほんの一部紹介したいと思います。

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